2008-12-04

あなたもテディベア・アーティスト!

シュタイフやメリーソートといったメーカーによる既成のテディベアのテディベアではなく、個々のテディベア・アーティストが作ったベアのことを、「アーティストベア」と呼ばれています。 1970年代に、アメリカで多くのテディベア・アーティストが生まれたといわれています。1980年代にはいると、世界中にも広まり、日本でも数多くのアーティストが活躍をしていますね。ただ、テディベア・アーティストとは、他の人に売るベアを作っている人だけを指すのではなく、たとえどんなテディベアでも、世界にひとつだけの、自分だけのベアを作れば、その人はもう、テディベア・アーティストのひとりなのではないかな、と思います。

さて、わたしが初めて、アーティストベアと触れ合うことができたのは、日本テディベア協会が主催する「テディベア・コンベンション」ででした。このテディベア・コンベンションは、毎年6月に東京で2日間に渡り開催され、世界中からもテディベアファン、たくさんのアーティストが参加します。まさに、「テディベア大祭り」です!アンティークのベアから最新限定のベア、有名アーティストのベアに至るまで、こんなにたくさんのベアに囲まれたことは今までにない、という程の数のベアたちがお迎えしてくれます。

ここで、わたしは、ひとつのベアに出会います。
マーガレット・バブナーさんという、オーストラリアのテディベア・アーティストによって作られたベアです。
たくさんのアーティストベアが並ぶなか、マーガレット・バブナーさんのベアに不思議と吸い寄せられました。彼女のベアは、ベアの鼻がカンガルーの皮でできているのと、ご自身でモヘアの染色をしているのが特徴です。わたしの出会ったベアは、なんとも独特なチョコレートの様なカフェオレの様な甘い色のモヘアと、そして、ベアの胸元と手足には、とても繊細で美しい刺繍が施してありました。アーティストの愛情がたっぷり詰まったベア・・・・・・・・ わたしは、一目ぼれしてしまいました。すぐにでも連れて帰りたかったのですが、その子のお値段は、わたしにとってはとても大きく、、、決心が出来ず、残念ながら、その日は泣く泣く、その子とお別れをしたのでした。

でも、、このベアとの不思議なめぐり合わせは、この1回だけではなかったのです・・・・・・・


テディベア・コンベンションの日程については、日本テディベア協会のホームページにてご確認くださいね。ちなみに、来年度(2009年)は、6月20日、21日の2日間のようです!

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